こんにちは、、本日は、果物、柿(英語ではpersimmon パーシモン、と言います)についての話題です。
からふるクレヨンの生徒さんから美味しい、大きな柿を頂き、毎日頂いています。10月から11月にかけてまさに今がとっても美味しい時期ですね!
日本での言い伝えで、諺(ことわざ)にもなっている表現。
<柿が赤くなれば医者は青くなる>
解釈は 〜柿が実をつけて赤くなる頃には気候が良く、病人が減って医者が困る。
がありますが、
レッスンの中で、ことわざの話になり、英語でも同じような表現はあるのですか?と聞かれました。
はい、実はあります!
興味深いのは果物が、リンゴ🍎にかわるという事です。
柿の原産は東アジアだからでしょうかね、、
<An apple a day keeps the doctor away.>
解釈は 〜1日1個のリンゴで医者いらず。
医者が困ると言うより、自己健康管理の大切さをうたっているような感じでしょうか。
柿はビタミンC、Aなどの栄養価が高く、(1個で1日分の必要ビタミンが摂取出来る様です)、かつ薬効の高いフルーツだそうで、主に
・免疫力を高める作用
・風邪予防
・ガン予防
・アンチエイジング(老化予防)
になるとの事。含まれるカリウムがむくみを解消して足のツリを防ぐ事にもなり、豊富な食物繊維が便秘解消に一役かってくれます。何と二日酔いの防止にもなるそうです。
ところで、、
柿には甘柿と渋柿の二種類が有りますね。見た目からも判断する事(筆先のようになっているのが渋柿)は、割と簡単ですが、、
キーワードは、<タンニン>と言う成分です。両者タンニンが含まれていますが、甘柿は不溶性で、渋柿は水溶性のため、口に含むとタンニンが溶け出し渋みを感じるようです。
さらに調べていくと、樹上で渋が抜ける甘柿と、ずっと渋いままの渋柿、それぞれ興味深い仕組みと食べ方がある事が分かりました。
甘柿は、もちろんそのままでも美味しいです。
渋柿は、渋抜きを経て、甘柿の3から4倍もの甘さを含む大変身をするのです! 渋抜き、と言っても渋を出す、タンニンを追い出す訳ではなく、渋抜きの最中に柿に含まれる他の成分(アセトアルデヒド)とくっつかせて渋みを感じさせなくするようにするとの事。
渋抜きの方法は、、干したり、焼酎につけたり、遠赤外線に当てたり、炭酸ガスを当てたり、、と様々な方法が有ります。
例えば、渋柿を干す事によって、水溶性のタンニンが水分が抜けて凝縮されて不溶性になり、糖度が格段に上がるのだそうです。白い粉を吹いた干し柿はより甘い、という事ですね。
奥が深いと感じたのは、何故、初めは渋みが有るのか?という事。
それは子孫を残すための防衛反応であって、種が成熟するまで実を渋くしておき、鳥や動物から守っている、と言う事なんだ、と納得。
いやあ、物凄く勉強になりました。大人になってからの方が、ああ、そう言う事なんだ、と理解できる、、
学生時代は、勉強、勉強、として詰め込もうとして失敗していた様な、、。
理解する、って大事ですね。
最後に、、あまり美味しいからと言って一度に食べ過ぎは禁物です。食べ過ぎると、
・下痢
・便秘
・体の冷え
・貧血
をもたらすと言われています。1日に食べても大丈夫な目安として多くとも最大
子供〜3個
大人〜5個
妊婦〜2個
糖尿病の方〜1個
までにして、今しばらく、毎日少しずつ味わいましょう!
Senri
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